美輪明宏氏はよく「たった一度の交流でも、一生を棒に振ることになりかねない。とにかく異性には気をつけよ」とおっしゃっていました。 ほんとにそうだよなあと思わざるを得ない年末です。 テレビではまったく報じられていないようですが、ネットで話題のタレントの示談問題はまさしくそれではないかと思い、また気の毒にも思います。 というのは、示談が成立しているのにお相手は「いまでも許せない」と雑誌記者に語ったとか。それでは示談が成立したとはいえないわけで、その台詞を言えるのは示談はできないとつっぱねている状況でないと。いまさらそう語ることは、自身の行動の責任が取れていないということになると思うのですが、そういうのは良いものなのでしょうか? 真実は知るよしもありませんが、このままでは示談に応じて金銭を支払ったタレントも気の毒だし、いまさらそんなことを言われて同じく傷ついているのではないかと気になります。 それだけのことをしたのだろうから仕方ないというのは感情論であって、感情などという危ういものに左右されていては利用され流され足下をすくわれてしまうのでダメなのです。 こういうとき、被害に遭ったと主張する側に勢い同情が寄せられがちですが、傷ついているから何をしても良いというわけではないということ、自分が同じように人を傷つける免罪符にはならないということを忘れないでほしいです。 (あとから思うところがあったのであれば、雑誌記者に話すのではなく、示談を撤回し公的に訴えるなど出るところに出るのであれば、話はまっっったく変わってきます。今回はあくまで示談が成立しているという状況からの意見です) あと私たちはどれだけ好きだろうとなんだろうと、異性には細心の注意を払い、心して接しなければならない。忘れずに。 ランキングに参加しています