親ガチャなんてないし、子ガチャはもっとあり得ない
ここのところ安易に使われがちな親ガチャという言葉。
子供からみて恵まれない親だと感じる場合に親ガチャ大失敗!と言うようだけれど、まあそれは子供なら一度や二度はぶつかったり悩んだりと誰でも感じるであろうことで、うちの親は最高だ!親ガチャ成功!と思っている子供のほうが少ないと思うから、そう言いたくなっても仕方ない。
だけど本気でそう思っているとしたら、子供も親もつらい。
一方で最近子ガチャ失敗という言葉も目にした。
それは冗談であっても世の中でもっとも許されない言葉だと思う。
前提として子供の成長はすべて親の責任であり、子供が犯した罪は100%親が責任を取らなければならない。
そのことを知らないふりをしているのか、本当に考えなしなのか、最近親として非常に無責任な人が増えているのだなと恐怖を覚える。
自分のせいじゃない、自分とは関係ないと思っているから、子ガチャなんて言える。
(他人の子に対して言ったとしても同じこと)
そしてそんな親には、子供も苦しんでいるはずだ。
これまで無責任で身勝手な親から生まれて、つらい思いをしてきた子供もたくさんいるだろう。
でも、だからなんだ!親なんて関係ない!と振り切れたとき、親ガチャなんて言葉は消えてなくなる。自分なんてなんて飲み込まれ流されてはならない。
そのたくましさや賢さを手にするために、長年テレフォン人生相談を担当されている加藤諦三先生とマドモアゼル愛先生のお話が大変参考になると思います。